前回全く進展が無いまま終わってしまったが、今回はきっと進むはずだ。前回は

  • 前の画面で入力した数値によってボタン数が変化する
  • だから、設定画面のボタン数が一定で無くなる。
  • しかし、AndroidのUIはXMLで事前に記述して置かなければならない(後で要素の変更が行えない)ため、ボタンが作成出来ない。
  • /(^o^)\

といったところで終了していたはずだ。しかし、なんとかなりそうな手がかりを発見した。どうやらコードのみでボタンを制作してレイアウトに後から加える事が出来るみたいなのだ。

いや、正直前似たようなことやって失敗したからその作戦使いたく無い・・・のだが他に方法がないのなら仕方がない。

早速トライ

このサイトを参考にして・・・ただしこちらの開発環境がKotlinのため、そのままでは動作しない。

val button = Button(applicationContext)
        button.setText("Button1")
        setContentView(button)

こんな感じでどうだ?

おー動作した!

一発でうまくいくのは珍しい。では、前の画面で入力した数字と同数のボタンを作ろう。

override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
        val inputNumber: Int = intent.getIntExtra("inputNumber", -1)
        super.onCreate(savedInstanceState)
        setContentView(R.layout.activity_confidential)

        //動的にボタンを作成中(最適解かはまだ不明)
        val buttonPack = Array<Button>(inputNumber) { Button(applicationContext) }
        for (i in 1..inputNumber) {
            buttonPack[i].setText("Button" + i)
            setContentView(buttonPack[i])
        }
    }

どうだ?

あれ?・・・あー配列エラーか。プログラムの配列(値をひとまとめにして保存するやつ)はどういう訳か先頭が0から始まる。非常にややこしい。

(解説絵)

だから、1部分、今回はfor内部を直して・・・

for (i in 0..inputNumber-1) {
            buttonPack[i].setText("Button" + (i+1))
            setContentView(buttonPack[i])
        }

いや待て、なぜそうなる

ボタン自体は複数作成されているが、後のボタンが前のボタンを上書きしてしまっているのか?融通のきかない奴だ。さっきのサイトをもう1度見直して位置指定コードを追加しよう。

・・・もっと良いやり方ないの?

違う、このサイトに文句を言っている訳では無い。これが正規の実装方法なのだろう。

しかし・・・なんかこう、良い感じのライブラリとか無いのかな。ただ画面内にボタンを配置したいだけなんだけど。

・・・良さそうな記事を見つけた!まあ、まだ面倒だけど、少なくともさっきよりは手軽に出来そうだ!

for (i in 0..inputNumber - 1) {
            buttonPack[i].setText("Button" + (i + 1))
            buttonPack[i].layout(0, 0, 100, 50)
            setContentView(buttonPack[i])
        }

もしも〜し?

なんで何も変わらないんだよ。じゃあ一旦新しいコードを書いて・・・

var button = Button(applicationContext)
        button.height = 10
        button.text = "TEST!"
        button.x = 500F
        setContentView(button)

一部動作したっぽいな・・・やっぱり作者が知らないだけで簡単に指定できる方法はありそうだぞ。

・・・おお!これとかこれとかどうだ!?なんかそれっぽい事が書いてあるぞ。

有力情報:inflate(inflater)

BaseAdapterやちょっと複雑なレイアウトしようとすると登場する inflater とは何者なのか?

https://akira-watson.com/android/inflate.html

そうそう!まさにそうだ!凝ったことをしようとするとそれが必要になるのか・・・

・・・調べてみたがイマイチ分かり辛い。恐らく1つのxmlファイルを1まとまりのモノとして、それを追加したり操作したりする事が出来る・・のか?

早速実装だ!まずセットする用とセットされる用のXMLファイルを用意する。

activity_confidential.xml(セットされる方のxmlファイル)

<androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout
        xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
        xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools"
        xmlns:app="http://schemas.android.com/apk/res-auto"
        android:layout_width="match_parent"
        android:layout_height="match_parent"
        tools:context=".ConfidentialActivity">
//ここにxxxLayoutを作成する。ここにセット用のxmlを入れる
    <LinearLayout
            android:orientation="vertical"
            android:layout_width="0dp"
            android:layout_height="0dp"
            android:id="@+id/button_liner_layout" android:layout_marginTop="8dp" android:layout_marginBottom="8dp"
            app:layout_constraintEnd_toEndOf="parent" app:layout_constraintTop_toTopOf="parent"
            app:layout_constraintStart_toStartOf="parent"
            app:layout_constraintBottom_toBottomOf="parent" android:layout_marginStart="8dp"
            android:layout_marginEnd="8dp">
    </LinearLayout>
//ここまで
</androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout>
setting_button.xml(セットする方のXML、部品)
<LinearLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
              android:orientation="vertical"
              android:layout_width="match_parent"
              android:layout_height="match_parent">
//今回はボタンのみを追加する。
    <Button
            android:text="Button"
            android:layout_width="200dp"
            android:layout_height="100dp"
            android:id="@+id/button"/>
</LinearLayout>

次に、セットされる方のXMLファイルに対応したktファイルへ・・・

ConfidentialActivity.kt(対応ファイル)
//これを追加
layoutInflater.inflate(R.layout.setting_button, button_liner_layout)

こんな短いコードで良いのか・・・?参考先のページではもっと長いコードを書いていたはずだが。

やった!うまく表示させる事が出来た!

そういえば

なんでこんな事をしているのだろう。当然

for (i in 0 until inputNumber) {
            layoutInflater.inflate(R.layout.setting_button, button_liner_layout)
        }

このコードで

こんな感じのUIを作ろうとしているからなのだが

目的を果たせていない!!

実装に夢中になって本来の目的を忘れてしまっていた!これじゃあ駄目じゃないか・・・どうしようか。

どうやら、rootにセットされる側のXMLを入れて「root:xxxxxxLayout」(レイアウト設定によって変わる)する事によって、そこに追加するXMLファイルを

//root設定
val root = layoutInflater.inflate(R.layout.activity_confidential, null) as ConstraintLayout
//セットする側のXMLもxxxxxxLayout設定
        val buttonLayout = layoutInflater.inflate(R.layout.setting_button, null) as ConstraintLayout
        for (i in 0 until inputNumber) {
            root.addView(buttonLayout)
            //layoutInflater.inflate(R.layout.setting_button, button_liner_layout)
        }

こんな感じに記述すれば・・・!

しまった、なんか駄目だ。Layoutにキャスト(矯正変換する事)する事が出来ないみたいだ。どうするか?とりあえずxxx.Layoutの部分を共通にしてみるか。

このやり方では駄目だ。別の方法を考えよう。

こんな感じでadd出来ないだろうか?

val buttonLayout = layoutInflater.inflate(R.layout.setting_button, null) as LinearLayout
        val input = ViewGroup.LayoutParams(300, 150)
        for (i in 0 until inputNumber) {
            addContentView(buttonLayout, input)
        }

駄目だ、Viewは2つ以上の親(自分が所属している)Viewを持てないらしい。

方針転換

こうなったら完全にコードのみで記述するか・・・

val inputNumber: Int = intent.getIntExtra("inputNumber", -1)
        super.onCreate(savedInstanceState)
        //XMLファイルとの接続を遮断
        //setContentView(R.layout.activity_confidential)
        //以下で作成したLayoutクラスに画面情報を記述する。
        val Layout=LinearLayout(this)

        val insertView = LinearLayout(this)
        val buttonPack = arrayOfNulls<Button>(inputNumber)
        for (i in 0 until inputNumber - 1) {
            buttonPack[i] = Button(applicationContext)
            //insertViewにボタンを追加して
            insertView.addView(buttonPack[i])
        }
        //LayoutにinsertViewを追加
        Layout.addView(insertView)
        //最後にLayoutを画面にセット
        setContentView(Layout)

いや、うまくいくんだよ、これで。でもそうすると画面全部をコードで記述する事になってしまうんだよ。

真ん中の部分だけコードで作成して、それを元のXMLにセット出来れば・・・しかしそれが出来ない。上記の「inflate」はあくまでXMLを別のXMLにセットするものであって、コードをXMLに変換したりセットする事は出来ない。「addContentView」はViewとViewの間でViewがどこか行ってしまうし「addView」は反映されないし・・・

一旦「addView」してからあえて「setContentView」せずにそのまま行ってみるか?

setContentView(R.layout.activity_confidential)

        val buttonXml = findViewById<TableLayout>(R.id.button_table_layout)
        val insertView = LinearLayout(this)
        val buttonPack = arrayOfNulls<Button>(inputNumber)
        for (i in 0 until inputNumber - 1) {
            buttonPack[i] = Button(applicationContext)
            insertView.addView(buttonPack[i])
        }
        buttonXml.addView(insertView)
        //setContentView(R.layout.activity_confidential)

おお!!

なんかうまく行ってるぞ!やった!XMLとKotlinの混成レイアウトを作成する事が出来た!

これさえ出来れば、後は応用次第でいくらでもなんとかなる!

今回はここまで!次回はレイアウトを整えるぞ!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事